おおきすぎるひとりごと。

すきなものをすきなだけ。

トロント留学する前に知っておきたかったこと。~冬~

皆様、

新年あけまして

おめでとうございます。

 

新年初の記事は前回だったのですが、新年のご挨拶をすっかり忘れておりました。あっという間にトロントに来てから3か月が経ってしまったので、2019年が終わって2020年が来た、という実感がまだあまりないのかもしれません(笑)

 

今日は、まだたった3か月ではあるのですが、"トロントに来る前に知っておきたかった"ことがいくつかあったので、シェアさせていただきます。来る前に知っておきたかったことなので、知ってたら日本で準備してこれたのに~」と思うようなことが中心です。

旅行者というより、留学などで長期滞在する方向けの情報かもしれません。

いずれにせよ、何かの参考になればと思います!

 

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①クレジットはMasterCardとVISAの両方を用意すべし

クレジットカードは何を持っていますか?VISA?MasterCard?JCB

JCBは日系のクレジットカード会社なので、海外では使えないことも多い、というのは有名な話だと思います。ですが、トロントに行くのであればVISAとMasterCard両方、特にMasterCardを持っていくことをお勧めします。その理由は、とあるチェーン店に関わるものです。

 

私は留学をするにあたりクレジットカードを整理し、持っているクレジットカードはすべてVISAカード、という状態でトロント渡航しました。「VISAカードならどこでも使えるでしょ」と思っていたので特に心配もせず。実際、空港やカフェなど大抵のところではVISAで問題なく支払えました。さすが世界のVISAカードですね、ありがたい。

ただ、トロントに来てから1か所だけ、カード可でもVISAカードが使えなかった場所がありました。

 

それが、

No Frills

です。

 

No Frillsというのは、カナダの格安スーパーマーケットです。日本でいうとSEIYUのような立ち位置で、ホームブランドも含め、かなりリーズナブルな食品や日用品を扱っています。

このNo FrillsがクレジットはMasterCardオンリーなのです!!

トロントではこのNo Frillsが安くて店舗数も他に比べてずっと多く、ほかのスーパーは近くにないけれNo Frillsならある!ということがよくあるのです。そのため、No Frillsでクレジットカードが使えないというのは結構な痛手。(短期間の滞在なら現金で問題ないかもしれませんが、長期の滞在だとクレジットカードのほうが得なんじゃないかなと思います。)

 

店舗によってはVISAカードが使えるNo Frillsもあるのですが、No Frillsの公式サイトを確認すると支払方法(Payment)にはVISAの文字がなく、MasterCardのみとなっております。どの店舗でVISAも使えるのかというのがはっきりわからないので、VISAカードしか持ってないよ!という人は事前に店員さんにVISAが使えるか確認したほうが安全です。

今のところ、VISAカードだけしか使えない、という場面に遭遇したことはないのですが、VISAだけというところが必ずないとも言えません。なので、クレジットカードはVISAカードとMasterCardの2種類を用意していくことをオススメします。

  

②現金化できる手段を整えておくべし

①の”クレジットはMasterCardとVISAの両方を用意すべし”とも関連するのですが、ぶっちゃけトロントはかなりキャッシュレス化が進んでいます。クレジットカードやデビットカードが支払いの主流といえるくらいです。私自身、カフェから薬局まで、ほとんどすべての支払いを日本から持ってきたクレジットカードで行っています。

日本のクレジットカードなので、引き落としは日本円です。レートは時によって変わりますし、手数料込になって日本円に換算したものが引き落とされることになりますが、手数料を払って空港や銀行で両替するのと大差はありません。なので、この点は特に問題ではありません。(むしろ、ポイント還元分を考えたらお得なのでは?とすら思います)

問題は、クレジットカードOKになっているところでも、カナダで発行されたクレジットカードのみOKなところや、デビットカードのみ受け付けるところも少なからずある、ということです。

 

もちろん、クレジットカードやデビットカードはお店側にも手数料がかかるものだと思うので、それ自体悪いことでも何でもありません。でも、クレジットカードが使えると思って油断していると、簡単に現金不足に陥ってしまいます。

 なので何かしら、カナダドルを現金を調達できる準備をしてきたほうが安心です。

 

方法としては、以下のようなものが一例ですが、いくつか組み合わせて用意するといいんじゃないかと思います。

  • 日本円現金からカナダドル現金に両替
  • クレジットカードの海外キャッシング
  • ATMでも下ろせる旅行用のプリペイドカード
  • カナダで銀行を開設して海外送金

クレジットカードの海外キャッシング以外は実際にやってみたのですが、長くなりそうなので今度別の記事でまとめたいと思います!ひとまず、短期滞在なら現金両替、長期なら海外送金が今のところ個人的にはお得かなと。

 

③ダウンコートはフード付きを用意すべし

トロント留学を考えている方であれば、トロントの冬は厳しい、ということはご存じでしょう。

今年は例年より暖かいと言われておりますが、それでも時には最低気温-10℃以下、体感気温は-20℃を下回ることもあります。体感気温と実際の気温が大きく異なるのは、強い風が吹くことが多いためです。

 

これだけ寒い地域に来るとなれば、当然それなりに防寒グッズを備えていくんじゃないでしょうか。私もヒートテックにニット帽、手袋、ダウンジャケットなど、持っている防寒グッズをスーツケースに詰め込んでトロントに来ました。

準備万端!」と思ってトロントに着き、11月に入って初めて-10℃を下回る日を経験したとき、自分が犯した大きなミスに気づきました。

 

フードなしのダウンを持ってきてしまった…!!

 

ダウンコートはもともと2つ持っていました。 一つはフードありで膝上丈のもの、もう一つはフードなしで膝下まである長めの丈のものです。「トロントは寒いだろうし、丈が長いほうがいいよね」と思った私は、フードなしの膝下丈ダウンコートのみをトロントに持ってきました。

寒さ自体は良いのです(いや、良くはないけど)。問題は強風でした。

強風が吹くと、真っ先に無防備になってしまうのは脚でも腕でもなく、顔なのです。フードなしのダウンコートでは、顔に襲ってくる冷たい風を防ぐことができない、ということを11月に実感しました。

 

もちろん、耳当てやニット帽である程度は対策できますが、突然風が強くなってきたときや、ヘアスタイルを崩したくないとき、ダウンコートについているフードをさっと被れたほうが便利です。また、ファー付きのフードならある程度の視界を保ちつつ風を防げるので、フード周りにファーが付いているものがなお良し。

トロントに来てから、”ダウンコートのフードは飾りではなく実用品”ということを学びました。

 

 

大抵のことはトロントに来てから買い揃えたり準備したりすることができますが、今回シェアさせていただいた3点はなかなか渡航してから気軽に用意しにくいものだと思います。ダウンコートだって買えはしますが、大きな金額になる買い物なので、簡単にはいきませんよね。

なので、「私の失敗談がどなたかの肥やしになりますように!」と思ってシェアいたしました(笑)

 

まだトロントに来てから冬しか経験していないので、ほかの季節やアルバイトを経験して思ったことがあれば、別途シェアできればと思います。

冬を乗り越えれば楽になると信じてる。