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年収800万円を捨て、退職した私が聞かれる、3つの質問。~どうやって留学を決断したの?~

こんにちは!少しずつ涼しい日も増えてきて、夏の終わりを感じますね。森山直太朗な気分です。

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海水浴こそしていないものの海にも行きましたし、母の帰省に同行して山にも温泉にも行ったので、例年よりも夏を楽しめているような気がします。あとは河原で花火をすれば完璧だぜ!

 

 

夏の終わりは全く関係ないのですが、先日投稿した『年収800万円を捨て、退職した私が聞かれる、3つの質問。~どうして退職したの?~』の二つ目質問についての記事を書き上げることができたので投稿します。遅筆な私にしては奇跡的な速さで、我ながら感動。(実は半分は1つ目を投稿したときに書き上げていたというチート)

早速ですが、以下の質問の2つ目についてお話ししたいと思います! 

  1. どうして退職したの?
  2. どうやって留学を決断したの?
  3. これから先どうするの?

 

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どうやって留学を決断したの?

前回の記事でお話ししたように、“誰かの正解を選ぶのではなく、私にとっての幸せを生きる”ことにしようと思い、退職して留学しようと気持ちは決まっているつもりでした。ですが、実際に会社に話すとなると、“本当に辞めてもいいのか”、“留学した後の生活は大丈夫なのか”という不安があり、なかなか行動ができないでいました。会社を辞めるというのは決して簡単なことじゃありません。

なので、まずはマイナス面もプラス面もしっかり見てから計画しよう!と思い、3つのことをやってみました。

 

①自分で情報を収集する

今はインターネットが発達しているので、Google検索に調べたいキーワードを打ち込むだけで、留学であればエージェンシーのサイトなどたくさん出てきます。エージェンシーはたいてい無料のセミナーなんかもやっているので、手取り早くプロに聞いてしまえば大体の情報は簡単に手に入るのです。

もちろん、それらも非常に助かるものですし、ぜひ活用すべきだと思うのですが、同時に自分でなるべく多くの情報を集めることにしました。

 

情報収集する上で意識したことの1つは、なるべく一次情報を集めるようにすること。

留学やワーキングホリデーについては、エージェンシーのサイトや経験者のブログでも色々情報を手に入れることができます。けれど、全てが最新のものとは限りません。

なので、情報の大元である、各国の大使館のホームページでVISA情報を確認するようにしていました。必要であれば英文のサイトも確認しました。国によっては大使館主催で説明会をしていたりもするので、ここでなら英語が苦手な人も情報収集しやすいと思います。

また逆にエージェンシーや体験談では、大使館の正式な情報だけじゃわからないVISA取得の際のポイント(これ結構重要かも!今度まとめます)や、現地の学校の評判、留学生活での実体験を集める、というように役割を分けていました。

 

もうひとつ情報収集で気をつけたのは、賛成意見だけでなく反対意見も探すこと。

エージェンシーや体験談のほとんどは「苦労もあるけど、それを乗り越えれば留学は最高!」というものが多いです。もちろん彼らは斡旋する側だったりするので、留学をよしとする意見が中心なのは当たり前です。ただ、そう言ったは意見ばかりだと、どうしてもマイナス面が見えなくなってしまうので、留学はキャリアにマイナスになる」と謳っているような、ネガティブなネットの記事なども読むようにしました。

プラスな面だけ見ると“留学に行くだけで人生が変わる”ような気がしてきてしまうかもしれないのですが、マイナス面もきちんと知ることで事前にやるべきことも少し見えてきますし、なによりも過度に期待しすぎないように心の準備ができます(笑)

 

②転職エージェントに会ってみる

ここまでの情報収集は、公的な情報や誰かの体験談といった、あくまでも自分事ではない情報です。

私はエンジニアなどの技術職でもなく、前職がすこし特殊な環境だったので同じ部署で長く勤めておらず、何かしらの専門性を磨けたわけでもありませんでした。「そんな私が海外に行って、また日本に戻ってきて、仕事がなくなったりはしないんだろうか。留学後に日本に帰国してからの生活が何よりも不安でした。

正直それの不安は今でもありますし、なんなら実際に帰ってくるまでは誰にもわからないと思います。それでも、ちょっとでも不安を解消したかったのと、逆に待ち構えていることへの心の準備のために、転職エージェントに会ってみることにしました。

 

まずはリクナビNEXTビズリーチなどのスカウト型の転職サイトに登録しました。スカウト型にしたのは、そのほうが多くのエージェントの方に会う機会に恵まれると思ったからです。

そのサイトで声を開けてくださった方に正直に「直近の転職ではなく、留学してからの転職を考えている」「もしそれでも良ければ一度お話ししたい」ということを伝えました。相手のお時間を頂戴するので、今すぐ転職を考えているなどの嘘はつかず、正直に話して断られたら仕方ない、と思っていました。

そこで、快くお時間をくださった転職エージェントの方に、これまでの自分のキャリアと、今留学でやりたいと考えていること、日本に帰国してからの希望のキャリアをお伝えし、転職エージェントとして率直にどのように思われるかを聞いてみました。

お話しした結果、先方の意見としては「上手くいく可能性は正直なところ高くない」とのことでした。日本に戻ってた時には30歳を越えていることと、帰国してから希望している職種での経験が浅いことが大きいようです。

それでも運よくその方も社会人になってから退職して留学した経験がある方で、「キャリアに繋がるかはわからないけど、後悔しない生き方を選ぶというのも選択の一つ」と仰ってくださりました。

 

③リスクを洗い出し、耐えられないリスクなのか考える

他にも、周りにいる留学経験者や海外移住者に話を聞いたりして、色々と情報や意見を収集していました。

そうやって収集した情報をもとにどんなことがリスクとして起こりうるのか”、“そのリスクは私にとって耐えがたいリスクなのか”を考えてみることにしました。

 

私が書き出したリスクの一例はこんな感じです。

・思ったほど英語力が伸びない

・途中で資金が足りなくなる

・帰国してからの就職に苦労する …など

もっとたくさん、10個くらいは考えてたかな?実際は5個くらいだったかもしれません(笑)

 いずれにしても、抜き出したリスクを眺めていると、①事前に対策できるリスク ②現地の努力次第で対策できるリスク ③どうしたって生じるリスク にざっくり分かれてくると思います。私が抜き出した3つであれば、”思ったほど英語力が伸びない”というのは②現地での自分の努力次第で対策できるリスクですし(事前にも対策できる)、”途中で資金が足りなくなる”というのは、限度はあれど①事前の日本にいる間に稼ぐ努力をすることで対策できるリスクだと思います。

この3つのカテゴリーの中ですと、”帰国してからの就職に苦労する”などの③どうしたって生じるリスクについて考えることが重要なんじゃないか、と個人的には思っています。

 

“どうしたって生じるリスク”なら考えるのは無駄じゃん」と思うかもしれませんが、実際に自分が直面することを具体的に想定して、そのリスクがどの程度自分にとって耐えがたいものなのかを考えると、ものによっては意外と耐えるリスクだったりすることに気づいたりするはずです。

例えば、”帰国してからの就職に苦労する”というのは③どうしたって生じるリスクだと私は思っているのですが、例えば「帰国してから正規雇用で採用されなかったり、希望の職種に就けなくなってしまったとして、留学を諦めるよりもマシな人生だろうか?」と考えてみました。私にとって、この質問の答えは「ノー」です。もちろん、実際にその時になって体験したら、また違うように思うかもしれません。それでも、最低限の生活さえしていければ、”留学を諦める人生”より”リスクを背負う人生”のほうが良いと私は思いました。

 

 

正直最後は準備は情報収集というよりも、精神面の話になってしまいましたが、”自分の足を使った情報で、自分が納得いくまで考える”ということが、決断をするうえで重要だったと思います。そうすることで、より留学にも向こう見ずな意味ではなく前向きになれた気がします。

 

ちょっと長くなってしまいましたが、「どうやって留学を決断したの?」についての私の例はこんな感じです。次回は「これから先どうするの?についてお話しします。

ちょっと退職から時間がたってしまったので、退職後どう過ごしていたのかも合わせてお話しできればと!