おおきすぎるひとりごと。

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年収800万円を捨て、退職した私が聞かれる、3つの質問。~どうして退職したの?~

2019年4月に

新卒で入社し、約5年間勤めた

大手アパレル会社を退社いたしました。

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昨年末から退職まではずっとお休みをもらっていて、その間にいろいろ悩んだ結果でした。なんとなくFacebookに退職したことを投稿したら思った以上に似たようなことで悩んでいる方が多くいてびっくり。30歳手前ってそういう時期なのかしら。

質問をいろいろといただいて、「気になっても聞きづらい質問なのかな」「もしかしたら誰かの参考になるのかも」と、もらった質問と私の考えたことを書き残してみることにしました。一般的なケースかはわからないのですが、こんなこと考えたよとかこんなことしたよ、という一例として見てくださいね。

よくもらった質問は3つだったので、3つの記事に分けて私の例をお伝えできればと思います。

 

  1. どうして退職したの?
  2. どうやって留学を決断したの?
  3. これから先どうするの?

 

このブログは4月から書き始めていたのですが、3つ一気に書こうとしてたら、思ったより時間がかかってしまったので3つに分けることにしました(笑)

 

それでは一つ目の質問をどうぞ!!

 

 

どうして退職したの?

やっぱり、この質問を一番多く聞かれました。

退職した理由は、私が休職した理由と関係しています。

 

休職に至るまでの3か月間、ほぼ1日13時間働いていました。

残業代はきちんともらえていたおかげで年収は800万円以上でしたし、土日も休みだったのですが、働いていない時間も頭の中の多くが仕事に占められていて、気が休まらないことが多かった。その結果、「眠っても疲れが取れない」「出勤するために身体を休める」ような日々になってしまって、ふと、「私は働くために生きているみたいだ」と思うようになりました。今思うとそれなりに危ない心の状態だったなと思います。

結果、お休みの日に倒れ、そのまま休職することになりました。

 

休職してゆっくりと時間を過ごす間、「自分はどんな風に生きていきたいのか」を考えて浮かんできたのは、

英語を学びたい

海外で暮らしてみたい

という気持ちでした。

 

私は大学生の時に1ヶ月の短期留学をしたのですが、それは長期留学を諦めた上での選択でした。短期留学は文句なしに楽しかったのですが、ずっと心のどこかで諦めた長期留学のことが引っかかっていたように思います。

それでも、「せっかく正社員で働いているのにもったいない」「今更留学なんてバカげて見えるに違いない」など、誰に言われているわけでもないのにマイナス面ばかり気にかかり、踏み出せないでいました。実際に計画を考える余裕も、正直、前職ではなかった。

でも気力も体力も使い果たして休職したことをきっかけに、「誰にバカだと思われても、自分が幸せに思える生活をしたい」と思うようになったのです。だからこそ、留学して後悔することになったとしても、やりたいと思ったことを諦めたくないと思うようになりました。

 

「誰かの正解を選ぶ」のではなく、

「私にとっての幸せを生きる」。

休職という経験を通して、そういう選択をしてもいいのではないか、と思えるようになれたのは良かったことだと思います。

 

実は、前職は海外にも店舗があるので、人事から「社内で海外事業に行く手もある」とも言われたのですが、それには私の英語力が不足してると思いましたし、何より店舗ではなくやりたい仕事がありました。休職で留学はできないとその時に言われたので、これはもう決断するしかないと。

そうして、幸せに生きる、そのための一つの形として、留学と退職を決めました。

 

 

次は「どうやって留学を決めたの?」について書きます。なるべく早く。できたら。