おおきすぎるひとりごと。

すきなものをすきなだけ。

半年で大幅減量!”パートタイム・ベジタリアン”な食生活。

みなさん聞いてください。

先日、トロントに来てから半年ぶりに体重を測ったのですが、なんと、

 

8kg痩せてました。

 

8kgって新生児2人分くらい余裕である重さですよね。半年は経っているものの、大幅減量と言えるのではないでしょう。ただ、新生児2人分の脂肪がついていたということのほうが衝撃な気もする。

ぶっちゃけトロント渡航する前まで、送別会や実家でのぐうたら満腹生活でそこそこに肥えていたというのもあるのです。それにしても8kgの減量は自分でも驚きでした。(ずっと体重計がなかったので測れていなかった)

 

日本にいたときも暴飲暴食していたわけではなく、外食をしない日は1日1400キロカロリー以内になるように意識したり、家で筋トレをしていたりはしていたのです。ただ、お酒が大好きで飲酒量も少なくはなくあまり痩せず。

トロントに来てから正直運動は全くしていなかったのですが、驚くほどするすると痩せていきました。じゃあ何が変わったのかというと、貧乏学生なのであまりお酒を飲まなくなったのと、何よりも食習慣を変えたことが大きな変化だったのかなと思います。

 

そう、トロントに来てから、

”パートタイム・ベジタリアン”に挑戦しているのです。

 

とは言っても、「パートタイムベジタリアンって一体…?」って話だと思いますので、何がきっかけで”パートタイムベジタリアン”に挑戦することにしたのか、実際に私が送っている食生活などについてお話ししたいと思います。

 

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トロントで始めた、”パートタイム・ベジタリアン”な日々。

ベジタリアンってどんな人たち?

ベジタリアン(Vegerarian)”という言葉自体は日本でもだいぶ使われるようになっているので、知っている人も多いと思いますが、そのまま訳すと菜食主義者という意味です。日本ベジタリアン協会というNPO団体を発見したので説明を読んでみたのですが、思ったより詳しすぎたので割愛。(気になる人はどうぞ→NPO法人 日本ベジタリアン協会 | Japan Vegetarian Society | 公式ページ

みんな大好きWikipediaによると、以下の通りです。

菜食主義(さいしょくしゅぎ、英: Vegetarianism)とは、動物性食品の一部または全部を避ける食生活を行うことである。

菜食主義 - Wikipedia

さすが私たちのWikipedia先生、シンプル~~~~!以上を踏まえってざっくり言うと、”植物由来の食品を中心とした食生活を送る人”のことですね。

 

さて、なぜ私が、”植物由来の商品だけの食生活”と表現しなかったのかというと、ベジタリアン”といっても、どの程度植物由来にこだわるか、という点では様々な段階が存在するからです。完全に動物性の食品を避ける人は”ヴィーガンVegan)”と呼ばれていますし、ヴィーガンのなかでも、衣類や化粧品に関しても動物性の成分を含まない製品や動物実験をしていない製品を選ぶ方や、食生活だけヴィーガンという方もいます。

また、前述の日本ベジタリアン協会によると、植物性食品に加えて乳・乳製品などを食べる”ラクト・ベジタリアン(Lacto-Vegetarian)”や、追加で卵も食べていいとする”ラクト・オボ・ベジタリアン(Lacto-Ovo-Vegetarian)”まで、幅広い定義があるそうです。ちなみに西洋でよく”ベジタリアン”と言われる人たちは”ラクト・オボ・ベジタリアン(Lacto-Ovo-Vegetarian)”であることが多いとか。

 

パートタイム・ベジタリアンな食生活とは?

そんな中で、パートタイムで”ラクト・オボ・ベジタリアン(Lacto-Ovo-Vegetarian)”な食生活を私はここ半年間送っています。

もともとパートタイム・ベジタリアンという言葉自体になじみがあったわけではなく、あるきっかけで、パートタイム・ベジタリアンとして食生活を変えていきました。そのため、世の”パートタイム・ベジタリアン”の方がどのような形の食生活を送っているかは詳しくないのです。(すみません)

なのでこちらは、あくまで私個人の考えとやり方になります。

 

パートタイム・ベジタリアンとしての食生活の基本方針は、

  • 自炊は乳製品と卵を含む植物由来の食材のみを使用
  • デリバリーや外食、人と食事するときは気にせず楽しむ

のたった2つのみです。

 

さいわいといいますか、貧乏な留学生なので外食できるのは週1~2回ほど。さらに新型コロナウイルスで外出制限がかかっている現在は、週に1回デリバリーを頼むか頼まないかというくらいで、それ以外はほぼ自炊です。週の食事の9割以上はベジタリアンとして食生活を送っていることになります。

一方で、以前から友人と食事に出かけるときなどは特に気にせずお店や料理を選び、どうしてもお寿司が食べたくなったりしたときなどにデリバリーを頼むときは、一人の時も肉や魚を食べていいことにしています。

 

どう?

ゆっるゆるでしょ。

でも、だからこそ続けられている気がします。

 

パートタイム・ベジタリアンを始めたきっかけ

そもそもどうしてパートタイム・ベジタリアンに挑戦し始めたのかといいますと。

 

YouTubeを見ていると多くのベジタリアンヴィーガンの方々が情報発信をしていて、日本にいたときからベジタリアンに関心はあったのです。ですが、(こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが)肉も魚介類も食べるのが大好きなので、ハードルが高いと思っていました。

また、トロントに来て始めの1か月強は3食付きのホームステイだったということもあり、日本にいた時と変わらず、肉や魚を普段から食べていました。

 

しかし、シェアハウスに引っ越し、食材を買っていて気が付いたことが一つ目のきっかけになります。

お肉もお魚も、日本の倍くらいお高い。

100g1カナダドル(約80円)で買えるような肉はほぼなく、量も「一人暮らしの人ってどうしてるの?冷凍保存?」と思うような、日本でいうファミリーサイズのものばかり。なので、お肉を買おうとすると1回で10カナダドルほどするのです。日本では100g50円の鶏むね肉で生活していた私にとっては、衝撃の金額でした。

一方で、お豆腐は日本ほどではないものの比較的安く、ベジタリアンの方々のタンパク質である豆類も、様々な種類がトロントのスーパーではお安く売っていることも気づきました。

 

もう一つのきっかけは、クラスメイトの友達だった女の子、Nです。

Nは美容関係の仕事をしているこで、ベジタリアンである私のクラスメイトの友達でした。ある日、友達も含めた3人でランチをとることになったのですが、その時にNが「今週はお肉が食べれるの!やっとだわ!」と食べる前に話していました。「どういうこと?」と私が質問すると、「隔週でベジタリアンをしているの。先週はベジタリアンだったから、今週はお肉を食べていいの」とのこと。

そのNの発言を聞いて、「完全にベジタリアンにならなくても、パートタイムで挑戦するという方法もあるのか」と目から鱗が落ちたのです。

 

約半年、パートタイム・ベジタリアンを続けてみて

金銭面でも、精神面でも、トロントに来てベジタリアンへのハードルが低くなったので、早速パートタイム・ベジタリアンに挑戦して約半年が経ちます。

 

ダイエットだけが目的で始めたわけではありませんが、トロントに来てから特に運動もしていないので、この半年で8kg減量できたのはパートタイム・ベジタリアン生活のおかげだろうなと思います。体重を測る前から、体型が変わってきたのは感じていたので、実際には3か月くらいで効果が出ていたんじゃないかなと思います。一方で、肌の調子などは良くも悪くも変化なし。

ベジタリアンが不足するもので真っ先に思い浮かぶのはタンパク質だと思いますが、豆腐や豆が肉魚よりお手頃に手に入るのと、ベジミート(ベジタリアン用のお肉の代用品)もスーパーに普通に売っているので、意外と食生活には困っていません。乾燥のひよこ豆などを買ってきては、夜な夜な水煮にしています(笑)

 

ただ、菜食主義になったことで体調を崩したという記事もネットで読んだことがありますし、ちゃんとやるならサプリなどで足りていない栄養分を補ったほうがベストだと思います。サプリは種類も多く、どれを飲めばいいのか面倒なのでまだ手を出していませんでしたが、トロントではサプリも比較的安価に手に入るので、そのうち買ってみようかと。

 

 

どうやら菜食主義は体質に合う・合わないもあるようなので、一概にみなさんにオススメできるものではないかもしれません。

ですが、以前の私のように「ベジタリアンに調整してみたいけど、ハードルが高い」と感じている人がいれば、「パートタイムで挑戦する形もあるんだよ!」ということをお伝えしたいな、と思いました。気になる方は、ぜひご自身の体調の様子を見ながら挑戦してみてくださいね。

少しでも参考になればうれしいです!!