ダイエットは哲学?人気YouTuberに学ぶ”ハッピーダイエッター”な生活
せっかくトロントに住んでいるにもかかわらず、渡航前に予定していたカナダ国内旅行も南米旅行も、ヨーロッパへの旅行(日本から行くよりは近いので)も、新型コロナウイルスのためにしばらくは控えなければいけないので、ここぞとばかりにYouTubeとNetflixばかり見ています。最近は「これだけじゃだめだ!」と思い、洋書も読み始めました!ものすっごく時間がかかっているよ!
という前置きとは全く関係なく、今回のブログ記事はダイエットについてです。
しれっとプチシリーズ化しようとしている”YouTuberに学ぶ”コンテンツ第2弾!
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人気YouTuberに学ぶ”ハッピーダイエッター”な生活
以前紹介したパートタイム・ベジタリアンな食生活で8キロ減量して以来、そこまで苦労せずに体重を維持できている私ですが、これまでにいろいろなダイエットに挑戦しては挫折してきました。
ちなみにパートタイム・ベジタリアンについて書いたブログ記事はこちら。
16時間断食(8時間以内にすべての食事を済ませてそれ以外の16時間は食事をしない)、低糖質ダイエット(ご飯にこんにゃくご飯とか入れてみる)、朝ごはんをスムージーに置き換え(そのまま)、ジムに通って筋トレ(そのまま)などなど。ただそのうちのどのダイエットも年単位で長く続けることができず、劇的に体重が減ることもありませんでした。
私自身の意志が弱いのももちろんですが、どのダイエットでも私自身が”短期的に努力して体重を減らす”ことに注力を置いていて、”長く続けられる無理のない生活”をあまり考えていなかったからなんじゃないかな、と思います。
そう思うようになったきっかけは、”ハッピーダイエッター”を自称されて、モデル兼YouTuberとして活躍してらっしゃるの石井亜美さんの存在が大きい気がします。先日WWDにインタビュー記事も掲載されていました!
ただ、インタビューではダイエット以外のことも語っていらっしゃるので、”ハッピーダイエッター”という考え方は、YouTubeの動画を通してのほうがよく理解できると思います。
石井亜美さんは食生活についての動画をたくさんシェアしていらっしゃるのですが、個人的にはこの『太らない食生活』シリーズが、具体的な食事の内容とともに、どうして”ハッピーダイエッター”という言葉を使っているのかが見えてきて好きです。何よりおいしそうなのもある(笑)
石井亜美さんから学ぶ、”ハッピーダイエッター”とは?
彼女の動画を見ていて私が理解している”ハッピーダイエッター”とは、”短期間に過度な負担をかけたダイエットを送るのではなく、ずっと継続できるストレスのない努力・食事を毎日の生活に組み込む”というものです。
たとえば、石井さんはグルテンフリーといって、小麦粉に含まれるグルテンをなるべく摂取しないようにしていらっしゃるのですが、「絶対にグルテン抜きの食事にする!」という極端なものではなく、「旅行や友人との食事ではグルテンを摂取してもよし」という形の、”ゆるグルテンフリー”を意識している、と仰っています。完全にグルテンフリーをしようとすると選択肢がぐっと狭まってしまいますが、”ゆるグルテンフリー”であればたまの外食は気にせず楽しめます。
また、ダイエットというと甘いお菓子なんかは一切禁止というイメージですが、石井さんはなるべくヘルシーなもの(ナッツやダークチョコレートなど)に置き換えつつも、やりすぎない範囲で甘いものも楽しんでいるようです。「我慢しすぎて、あとから食べたい欲が爆発する方がよくない」というのもすごくもっともです。
この無理をしない、ストレスを抱えない、というバランスが、”ハッピーダイエッター”のあり方なんだな、と思います。
「ダイエットは哲学」ってどういうこと?
今回の記事のタイトルに「ダイエットは哲学?」と入れた理由がまさにここにあります。
ダイエットというと、先に書いたように、これまで私が持っていたイメージは”短期的に努力して体重を減らす”というものでした。でも、ストレスのある生活を続けていくのはなかなか難しいのです。
もちろん、継続して負荷のある努力をできて、ストイックなダイエットを日常にされているか人いらっしゃると思います。ただ、29年という短くない人生を通して私が学んだ”ダイエット哲学”は、”ダイエットは日常生活から”ということでした。
ストイックなダイエットを日常にできる方がそれでいいのです。万々歳。
でも、私のようにストイックすぎると続かない、というタイプの人には、「日常生活に取り入れてもストレスにならないことは何だろう?」と考えて、生活そのものを変えていくことのほうが、短期的に負荷の高いダイエットをするよりいいんじゃないかな、と思うのです。
こういった、ヘルシーなものと食べたいもののストレスのないバランスを日常にして、「この体重になったら終わり!」という形ではなく、体調に支障がない限り続けていく方が、少なくとも私には合っていました。だから体重も無理なく維持ができているんだと思います。
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今回は「人気YouTuber石井亜美さんから学ぶ”ハッピーダイエッター”な生活」という形で、石井亜美さんのご紹介(恐れ多いけれど)と、ダイエットは哲学、日常生活からという考え方について書いてみました。
石井亜美さんのコンテンツはダイエット以外にも、メイクやファッション、ストレッチや旅動画など、どの動画もポジティブなパワーがあふれていて素敵なので、ぜひチェックしてみてください!(ロックなテイストを甘めのアイテムと合わせるファッションも実はとてもツボなんです…!)
ランゲージエクスチェンジアプリ『Hello Talk』の意外な使い方と注意点。
こんにちは!8月になったトロントはすっかり夏真っ盛りで、若干夏バテ気味のAkariです。腰を痛めて以来運動不足なので、夏のせいではなく体力がなくなっているだけかもしれないですが(笑)
正直、トロントの夏がこんなに暑いとは正直思いませんでした…。AC(エアーコンディショニング、つまり冷房)が備え付けじゃないマンションやお家もあるみたいなので、住んでいるシェアハウスがACもあるところでよかったと心から感じます。なかったらくたばってしまうよ。
ときにみなさま、
『Hello Talk』というアプリはご存じですか?
(なんでか日本語にならない!!!!ごめんなさい)
言語交換アプリ、またはランゲージエクスチェンジアプリと呼ばれるものなのですが、ダウンロードしたアプリで自分の”母国語、または母国語レベルで使える言語”と、”学びたい言語”を登録すると、母国語と学びたい言語がマッチングした人とお互いの文章を添削しあったり、ボイスメッセージも含めてメッセージのやり取りができるサービスです。
例えば私は日本語が母国語で英語を学びたいと思っているのため、日本語を母国語として登録し、英語を学びたい言語として登録しています。そうすると、自分が投稿したモーメント(ツイッターの投稿みたいなもの)が、”英語が母国語の人”の画面に表示されるようになり、コメントをもらえたり添削してもらえたりするのです!逆に、自分の画面には日本語を学習したいと思っている人のモーメントが表示されるようになります。
なんといっても無料で使えるのがいいところ!(笑)
ちなみに有料版にアップグレードすると、無料版だとひとつずつしか登録できない母国語・学びたい言語が、共に複数登録できるようになるみたいです。
語学学習用のアプリとしては比較的有名なほうだと思うので今更かもしれませんが、ちょっと意外(かもしれない)な使い方と注意したほうがいいことをご紹介しようと思います!
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アプリ『Hello Talk』の意外な使い方
「モーメントに投稿する」「ネイティブと添削しあう」といった基本的な機能は言わずもがなだと思っているので、ここでは私が使っていて便利だなと思ったことをお伝えしたいと思います。
それは
「留学中の現地情報収集」
です。
Hallo Talkでは自分の現在地も大まかに登録ができるのですが、そうすると近くを現在地として登録している人とマッチングしやすくなるようです。私はカナダのトロントを登録しているので、カナダ在住またはトロント近辺に在住している英語のネイティブスピーカーとよくマッチング(するような気がし)ます。
この特性を活用して、現地に長く住んでいる人から教えてほしいことをモーメントに書き込むと、現地のお役立ち情報やおいしいレストランなど、気軽に情報収集ができるのです!!
留学やワーホリに来てすぐのときなど、気軽に相談できる現地の友達がいないとき、モーメントに投稿するとコメントで情報を教えてくれる現地の方が意外とたくさんいらっしゃいます。もちろん本来の使い方ではないですし、相手の方の善意で教えてくれているので必ずコメントが来るとは限りません。モーメントは投稿が多く結構すぐに流れてしまうので、タイミングもあると思います。
e-Mapleなど、有名な情報交換用サイトもありますが、ただの質問でもコメントが荒れたりしているので個人的にはHello Talkを使う方がハードルが低いです。e-Mapleの人たちなんであんなにアグレッシブなんだろう…。
その点Hello Talkはフレンドリーな方が多いですし、現地で生まれ育った方々のオススメを教えてもらえたりするので、留学生や旅行者向けのサイトでは手に入らない情報が教えてもらえたりします!
そこから話題が広がったりもするので、ランゲージエクスチェンジをする上での会話のきっかけにもよかったなーと個人的には思っています。
一方で、Hello Talkを使う上での気を付けるべき点も。
『Hello Talk』利用時の注意点
ずばり、ナンパだけを目的にしている人達がいる、ということです。
残念ながら、ランゲージエクスチェンジ目的ではなく、性的な目的で利用している人も少なくなく、ひどいときはいきなり性的な話題を振ってくることもあります。私も数回、不適切なメッセージを受け取りました。
もちろん”一緒に言語を勉強していく上で仲良くなって自然と恋人に…”のような流れならすてきなことだと思うのですが、ランゲージエクスチェンジに全く関心がなく出会いだけが目的なのはちょっとな、と思います。Tinderでやってくれ。
今は新型コロナウイルスの影響で気軽に「会おうよ!」と言ってくる人は少ないと思いますが(いたらやばい人だなってわかりやすいですが)、純粋に日本語を練習したい人もいますし、やたらお酒の席に誘ってくる人もいたりします。実際に合ったり、LINEやほかのSNSを伝えるのは、相手がどんな人かをしっかり確かめてからにしましょう!
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Hello Talkにはデメリットもあるものの、総じて良いアプリだな、と思います。親切な方から貴重な情報をもらえたこともありますし、英語に困ったときに適切な回答をくれる丁寧な方もたくさんいます。
自分の身は自分で守りつつも、留学中の方もそうでない方も、みなさんが楽しくランゲージエクスチェンジや情報交換を楽しめますように!!
流行に乗り遅れながらも、チャパグリを作りました。
映画『パラサイト 半地下の家族』に出てきたチャパグリってご存知ですか?
2020年のアカデミー賞で作品賞を受賞し、最も話題となったとっても過言ではないのが、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』です。新型コロナウイルスのロックダウンが始まる直前に映画館で観たのですが、いろいろと強烈な作品です。好きかと聞かれると答えに困りますが、ストーリー展開や薄暗いユーモアが効いていて引き込まれる映画ではありました。
この『パラサイト 半地下の家族』の劇中に登場する料理がチャパグリなのですが、チャパゲティとノグリという二つのインスタントヌードルを混ぜて作る炒め麺なのです!かなり緊迫したシーンに出てくる料理なのですが、なんだかとても美味しそう。映画と同じようにバズっていたので、なんとなく聞いたことのある方も多いんじゃないかなと思います。
映画を見て以来ずーっと食べたいと思っていたのですが、チャパゲティがばら売りをなかなか見つけられず…。ノグリは好きなので5袋入りで構わないのですが、チャパゲティはそこまでなのです。ですが、このたびばら売りのチャパゲティをやっと見つけたので、「流行とは?」と疑問になるレベルの出遅れではありますが、作ってみました!!
(ブルダック炒め麺の記事が人気だから味をしめたわけじゃないよ!)(食べ物だけに)
流行(乗り遅れ)のチャパグリを作ってみた。
というわけで、使用したインスタント麺2つがこちら!
(チャパゲティが見切れてしまった)
- チャパゲティ(ジャジャ麺のインスタント)
- ノグリラーメン(海鮮風味の辛いラーメン)
ちなみにノグリラーメンは海鮮のお出汁がしっかり効いていて、しっかり辛いものの、とてもおいしいラーメンです。辛さの度合い的には辛ラーメンよりもちょっとマイルドなくらいかなと思います。
袋からかやくと調味料を取り出してみます。
(ノグリのかやくが上下逆になってしまった)
このような感じで、ノグリラーメンはかやくとスープがそれぞれ1つずつ、チャパゲッティはかやくと調味料、それに調味油が入っています。韓国麺だけどごま油じゃないというのが意外でした。
チャパグリの作り方
今回はmacaroniというメディアの作り方を参考にさせていただきました!いたってシンプルでわかりやすくありがたいかぎりです。
さっくり省略して伝えると
- 両方の麺とかやくを同じ鍋でちょっと短めに茹でる
- フライパンで具(本家は牛肉)を炒めておく
- 具の入ったフライパンに茹でた麺とゆで汁少し、両方の調味料を追加して味を絡める
- できあがり
という感じです。ね、簡単でしょ?
早速チャパグリを実食
私はパートタイム・ベジタリアン生活をしているので、牛肉ではなくベジミートのソーセージを入れました。ちなみにベジミートのソーセージ普通に美味しいです。味と食感は魚肉ソーセージのほうが近いかも。
見た目はジャジャ麺であるチャパゲティ要素が強く、割と黒めな色味です。むしろこげ茶でしょうか。見た目だけなら焼きそばと言われても疑いません。匂いはチャパゲティよりも、ノグリラーメンの要素が入ってスパイシーな感じ。
いざ実食。
「これはおいしい」
チャパゲティ自体はそこまで好きじゃない私ですが、ノグリラーメンと合わさることによって海鮮の出汁が効いて味に深みが出ていました。辛さもしっかりあって、ジャジャ麺とは全く別物な食べ物になっています。単純においしい。
ただ、スープありのラーメン用の調味料を炒め麺用として使っているからなのか、ゆで汁を残した量が少なすぎたのか(大さじ3杯くらい入れました)、ちょっと味が濃い目でした。濃い味が好きな私でも少し濃かったと思うくらいなので、ゆで汁の量を増やすか調味料の粉を全量使わないでおくなど、味見しつつ調整したほうがさらにおいしく出来上がるかもしれません。それか、キャベツなどもっと野菜を追加してもおいしくなりそう。
日本のAmazonだとチャパゲティとノグリラーメン(となぜかクランベリー海苔お菓子)をセットで売っているところもあるみたいです。
でもトロントで買うよりも高いお値段になっているので、新大久保で買ったほうがもしかしたら安いかもしれません。韓国に行く予定があるならそれがベストですが…。
また、日本で購入ができるかは不明ですが、韓国ではチャパグリ自体をカップ麺にして売り出しても入りるみたいです。本家の作り方だと袋麺を2つ使って二人前できてしまうので、一人前で作れるのはありがたいですね。二人前でも食べれちゃいましたけども。
ちなみに今のところトロントでは見かけていません。おいしかったから売ってほしいな、安めで。
『へべれけ!』チャンネル削除だってえぇぇ!?
以前、オススメのYouTubeチャンネル紹介で『へべれけ!』というお酒系、飲食店紹介系のチャンネルをご紹介したのを覚えていらっしゃるでしょうか?
(初のオススメYouTubeチャンネル紹介でもありました。懐かしい)
3月31日に解散のお知らせがあり、悲しいながらも時々動画を見返したりしていたのですが、このたび元へべれけ!のなおたかさんのYouTubeチャンネルで、チャンネル自体を削除する予定というお知らせがありました…。
悲しいながらもご本人が選んだことなので、いち視聴者が口出しすることではないとわかっております。なおたかさんのほうのチャンネルの更新も引き続き楽しみにしようと思っている次第です。お取り寄せシリーズひそかに応援しています。
しかし!
チャンネルが消えてしまう前に、
お店のメモを取っておかないといけません!!
というのも、動画でいつでも確認できると安心して、気になるお店のメモを書き留めていなかったのです。これはまずい。私の乏しい記憶力ではメモなしに思い出すことは不可能でしょう。このチャンネル削除のお知らせ動画が公開されたのがトロント時間の7月26日なので、長くても今週いっぱい、8月2日が最長で動画を見れる期間のはずです。
それまでに動画を見返して気になるお店は書き留めておかねば!!
ということで、まだ『へべれけ!』を見たことがない、もしくは見たことはあるけど私のようにお店のメモを取り忘れているお酒好き、居酒屋好きの方は、今週中にメモを作成しておきましょう。みんな急いで!
英語系YouYuberの方々から学ぶ”日本人が英語を話せない”理由
こんにちは!やっとバイトを再開したものの、コロナの影響かお客様がそこまで多くないので「私の英語本当に上達してる?」と日々悶々としていたり、していなかったりする私です。でも忙しくなる前に、流れを思い出すいい機会だと思ってがんばっております。
なにより賄いがおいしい。誰かが作ってくれる料理って最高。
話は変わりますが、『バカイト【Bakaito】』と『華音チャンネル(Kanon)』というふたつのYouTubeチャンネルをよく見るようになりました。
カイトさんは日本在住なものの、外国の友達がたくさんいらっしゃって、動画内の会話はほぼ英語です。華音さんはロンドン在住で、日本語のコンテンツも多いのですが、恐ろしいほどのコミュニケーション能力で現地の方と交流するときなどは英語で話してらっしゃいます。たまに見ていてハラハラするレベル(笑)
偶然同じ時期に見始めたYouTubeチャンネルなのですが、コミュニケーション能力の高さと日本語字幕の面白さが共通していらっしゃって、英語であること関係なく見たくなるチャンネルです。単純に面白い。特に華音さんの翻訳センスには脱帽。字幕でギャグを挟んでくれます。
このお二人のYouTuberの動画と、自分の経験を通して思うことがあります。
それは、”日本人は英会話が苦手”というのは、本当でもあり嘘でもある、ということです。
今回はこの”日本人が英語を話せない”理由について、特に上記のYouTuberのおふたりの動画を見て思う、私の考えをつらつらと書き綴っていこうと思います。
”日本人が英語を話せない”理由
これは特にトロントに来てから感じることなのですが、ほとんどの日本人は中級レベルの文法は難なくできる方が多い気がします。義務教育の間に、集中的に文法を叩き込まれるだけありますね。
日本の英語についてはいろんな意見がありますが、英語の基礎として文法をしっかり学べたことは、個人的にとっても良かったと思っています。ライティングが比較的得意なのは日本の英語教育のおかげだと思うのです。
それが、英語で会話をする、となると、途端に”英語ができなくなる”日本人が多いともよく言われますし、私自身もスピーキングには苦手意識があります。ぼんやりと「なんでこんなにも英会話に苦手意識があるんだろう」と疑問に思いながらトロントで生活していて気が付いたことがあります。
「私たち日本人は、発音やアクセントを気にしすぎなのでは?」
「ネイティブ英語にとらわれすぎているのでは?」
英語が喋れる人は癖を気にしない?
”周りの英会話が得意”な知人やカイトさんと華音さんの動画を見ていて気づいたのは、彼らの英語も決して完ぺきではないということです。
もちろん、みなさんとっても上手な英語を話していらっしゃいますし、私が上手というのも恐れ多いくらいです。ただ、じゃあネイティブと同じレベルの英語か、まったく日本語の癖がない英語かと言われると、そんなこともないのです。
よぽど幼いころから日常的にネイティブの英語に触れて、英語を聞いた話したりする環境にない限り、日本語の癖がない英語を話すのは非常に難しいことです。トロントに移住して長い私の知り合いも、少なからず日本語の癖がある英語を話していますし、他の国から来ている留学生たちも、それぞれの国のアクセント・癖がある英語を使いこなして生活しています。
でもやっぱり、彼らの英語は上手だと思うのです。それは”ネイティブのような発音で話せるか”ではなく”相手に伝わる英語でコミュニケーションをとれるか”という点で、華音さんやカイトさんの英語は素晴らしいですし、とっても憧れます。
”英語を話せるようになる”ために
そんな方々の姿を見ていると、”どんな英語を話すか”という英語力以上に、”なにを英語で話すか”という会話力・コミュニケーション能力が大切なんだなと改めて気づかされます。口酸っぱく言われていることではあるものの、発音を気にして黙り込んでしまうくらいなら、発音も文法も間違いがあったとしても、積極的にコミュニケーションを取っていくほうがよっぽど上達するのです。
そもそも、ネイティブ英語といってのアメリカ英語とイギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語、ニュージーランド英語、、、など、同じ英語をネイティブとする国でも発音や表現が違うんです。
英語を第二言語として学んでいる私たちが、ネイティブ発音に固執する理由はどれだけあるというのでしょうか。
もちろん、あまりにも癖が強すぎると聞き取ってもらえないこともありますし、発音が良くないためにコミュニケーションエラーが起きることもあります。でもそういうことを積み重ねて上達していくんだと思いますし、それが不安で黙っているよりはマシ、と思うことにしています。通じないとへこむけどね。
”日本人が英語を話せない”理由で書いた通り、幸い一通りの基礎文法は義務教育で叩き込まれているのが日本人ですので、「まだ発音がへたくそだから…」「自然な表現で話せないから…」などと言わず、無駄に英語を話していきましょう!
以前ご紹介した独り言を英語でいう練習法は、まだ人と会話するには不安という方にオススメですよ!!
(宣伝で終わる)
「ベジタリアンって何を食べれば…?」レシピ用のYouTubeチャンネル3選。
こんにちは!オンライン授業&外出制限による、半ひきこもり生活が3ヶ月を突破してしまいました。今は4ヶ月目に突入しています。でもトロントでも新型コロナウイルスの感染者数が少しずつ減っているようなので、ちょっと期待。
ただ、うっかり坐骨神経痛になってからなかなか良くならず、あまり動けないので余計にひきこもり生活なのです。暇すぎてYouTube見たりNetflix見たりYouTube見たりして過ごしています(笑)
「ひきこもりがちでも、何か生産的なことを!」という気持ちと、単純に好きだからという理由で、YouTubeでは料理動画を見ることが多いです。先日ご紹介したパートタイム・ベジタリアン生活を続けているので、特にヴィーガンの方のYouTubeチャンネルをよく見ています。 ひきこもりかつ運動ができない今も、パートタイム・ベジタリアンな食生活のおかげか、8キロという大幅減量した後の体重を維持できています!いえーい!
実際のところ、パートタイム・ベジタリアンな食生活をするうえではじめにぶち当たった壁は、ベジタリアン向けの料理に馴染みがない、ということでした。馴染みがないとアレンジできなかったり、そもそもレシピを知らないことが多いので、どうしても同じ料理ばっかり食べることになってしまいがちです。
また、ベジタリアン向けレシピをYouTubeなどを見ていても、「そんな食材は手に入らない」「そんな食材買うほどお金ない」ということが多いという問題もあったりします。
なので今回は、ヴィーガン料理のYouTubeチャンネルをいろいろと拝見したなかでも、
日本にある食材でも作りやすく、
比較的安価かつ簡単に作れるレシピ
を紹介していらっしゃるYouTubeチャンネルを3つご紹介したいと思います。
ちなみに、ベジタリアン料理ではなくヴィーガン料理のチャンネルを見ている理由は、単純にヴィーガン向けのチャンネルのほうが多く見かける気がするからです。レシピを参考にしつつも、ベジタリアン的にOKなものはアレンジとして加えたりしています。
1つ問題なのが、うっかり3つのうち2つは英語のYouTubeチャンネルなんです。ごめんなさい。
でも動画を見ていれば大体レシピはわかりますし、まるっと同じレシピを真似できなくても食材や調理方法だけでも参考になりますよ!ぜひ!
ヴィーガン向けレシピ参考用のYouTubeチャンネル3選
まずはじめに紹介するYouTubeチャンネルは、ドイツ在住のヨガインストラクター、Momoさんのチャンネルです。今回ご紹介させていただく中で唯一日本語のYouTubeチャンネル。
日本人の方なので、ドイツ在住ながらも日本で手に入りやすい食材で作れるヴィーガンレシピをよくご紹介してくださっています。必要な食材の数も少なめにしてくださってるので、あれこれとヴィーガン用の食材を集めなくていいのがとても助かりますね。レシピのなかで代替できる食材を教えてくれたりするのもありがたい。
スイーツ系のレシピを多く紹介してらっしゃるので、ダイエット中だけれど甘いものが好きな方や、ヴィーガンやベジタリアンでも食べられるお菓子のレシピを探している方にオススメ。動画で紹介されてたオートミールクッキーを作ってみましたが、特に手に入らなさそうな材料はなく、焼く時間を合わせて30分ちょっとくらいで作れちゃいました!甘さ控えめで、健康的なのにおいしかったです。
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つぎにご紹介するのは、チャンネル名がなんとCheap Lazy Vegan、直訳すると”ケチで怠け者なヴィーガン”という、訳してしまうとなんだかすごい名前のYouTubeチャンネルです(笑)その名の通り、安価かつ簡単に作れるレシピを多く紹介してくださっています。名前からわかりやすくていいですよね。
動画自体は英語ですし、動画を作っているYouTuberのRoseさんはカナダ在住の方です。なのですが、韓国系のバックグランドがある方なのでアジア系のヴィーガンレシピをゲットできるのがとっても嬉しいチャンネルです。アジア系料理が大好きな私にはもってこい。スパイシーなレシピも多いので、辛いものが好きな方にはとってもおすすめ!
日本人には馴染みの深い豆腐を使ったレシピも多いので、挑戦しやすいのもいいところですね。
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最後にご紹介するのはイギリス在住のMadeleineさんのチャンネルです。
まずイギリス英語が大好きなのでその時点で好きなんですが、このチャンネルはミニマリストでもあるMadelieneさんのライフスタイルや、コテージのリノベーションも紹介されていて、ヴィーガンレシピだけじゃない幅広い動画を楽しめます。
先にお伝えしたようにイギリス在住の方なので、あまり日本人には馴染みがない食材のレシピもあるのですが、中には蕎麦やサンドイッチなど挑戦しやすいレシピもあります。何より、予算を決めて買い物・料理をするシリーズを見ると、どういった食材が使いまわしやすいのか、高価な商材を使わずにうまくヴィーガン料理を作るにはどうしたらいいのか、などの参考になります。ハムスのパスタは簡単なのにおいしくて週1くらいのペースで食べてる。
あとやっぱり海外のスーパーマーケットを見るのって楽しい。
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こんな感じでいろいろと参考にしつつも、ブレンダーがなければ細かく切ってみるとか、トマトを切らしていたらなんとなくレモン汁を加えてみるとか、わりと自由にアレンジしながらパートタイム・ベジタリアンな食生活を楽しんでいます。ヴィーガン料理であればベジタリアン的には確実に食べれる食材だけになるので、あれこれ難しく考えなくていいのもらくちんです。知っているレシピの幅が広がっていくと、自然とアレンジもしやすくなってきます。
運動ができなくても体重を維持できているのはほぼ確実にこのパートタイム・ベジタリアンな食生活おおかげだと思うので、気になる方はぜひこちらのチャンネルをチェックしてみてくださいね。
英語学習の(私的)最難関!スピーキングの練習方法。
こんにちは!トロントに来て9ヶ月目なのにも関わらず、いまだに「もっと英語しゃべれるようになりたいな~」と思いながら、今日も元気に生活しています。でも、言語って一昼夜で上達するものじゃないですものね。一昼夜というには9か月は長すぎる気もしますが。
やっぱり、英語を学習するうえで一番難しいのはスピーキングじゃないでしょうか。
リスニングもリーディングもライティングも、ある程度一人で練習できますが、スピーキングは相手がいないとなかなか練習がしづらいもの。英語圏であるカナダのトロントで暮らしている私でも、新型コロナウイルスのおかげで半ば強制的にひきこもり生活を送っているので、スピーキングの練習が足りていないなあと思う日々です。日本で生活していたらなおさらですよね。
練習相手がなかなかいない、英語をしゃべる機会がそこまでない。
そんな皆さんに朗報!
(多分)
自分一人で、相手がいなくても練習できて、かつ、実際にやってみて「そこそこためになるな」と思っているスピーキング練習方法が2つかあるので、ご紹介させてください!
英語学習の(私的)最難関!スピーキングの練習方法。
①英語の独り言を声に出してつぶやく
(私は自他共に認めるほどもともと独り言が多い、ちょっとやばいタイプの人なのですが)普段から意識的に、独り言をつぶやくときは英語で声に出して言うことを意識しています。独り言なら相手がいなくてもなんとかなるので、自分の考えていることを英語にする、スピーキングの良い訓練になりますよ!
ここで大切なのは
必ず”独り言を声に出す”ということ。
声に出さなくても、英語で考え事をするようにしたり、言いたいことを英語でなんて言うのか頭の中で考えるのも、もちろん役に立ちます。ですが、そこから実際にスピーキングができるになるには、またもう1つステップがあるのです。
というのも、カレッジで英語で授業を受けていると、英語で考えることはできているのに、いざ考えを口に出すと文法や表現がめちゃくちゃになってしまうことが多くあります。声に出す、ということは単純なようで、考えるということにプラスして声に出さなければいけないので、意外と難しいんですよね。
日本語で話しているときでも、たまに考えていることと違う言葉が口から出てきてしまうことがありませんか?私はよくあります。右って言いたいのに、なぜか左って言ってしまうこととか。割と頻繁に。
なので、スピーキングの練習という意味ではとにかく”声に出す”ということが大切なんです。
英語で考えて英語の独り言を声に出すのを習慣にすると、自然と英語で考えながら実際に英語を話す、という能力を鍛えることができる気がします。
内容は何でもいいのです。「I don't wanna cook today because I am tired.」や「Okay, maybe I should grab some alcohol」なんていうどうでもいいことを声に出して呟いたりしています。ポイントは、同じ内容じゃなくてなるべく様々な内容をつぶやくようにすること。つぶやこうとしたときにうまく英語にできなければ、辞書で調べる。そうすることで表現の幅が広がります。
ただこの練習方法には注意点がありまして。それは声のボリュームと、独り語を言う場所です。
あくまで独り言なので、声が大きすぎたり道端で急に話し始めたりすると、周りにいるひとをびっくりさせてしまったり、「ちょっと危ない人なのでは…?」と思わせてしまったりするかもしれません。なので、なるべく家の中だけで、小さめの音量で独り言を言うようにしましょう。
通報されたりしないようにね!!
②マスターしたい表現を決めて、定着するまで集中的に使う
独り言を英語でつぶやくようにして気づいたことなのですが、どんなシチュエーションの時でも、語彙力がないために同じ表現を使いがちなのです。
例えば「と思う」や「な気がする」のときは決まって「I think」が思い浮かんでしまうし、実際に「I think」が言えれば大体の場合は乗り切れます。たとえば、「お腹が空いた気がする」と言いたいときには、「I think I am hungry」といえば、ちょっと変なニュアンスですが大体伝わります。ぶっちゃけ「I am hungry」だけでも十分かもしれないけど。
でも、せっかく英語を学んでいるなら、スピーキングで使えるような、より幅広い表現を身に着けていきたいじゃないですか。
語彙力を身に着けるために単語学習をしたり、都度調べたり、知らない表現をメモしたりするのも大事ですが、それだけで”自然と頭に浮かんでくる表現”として習得するのは正直難しいものです。その”単語を知っている”ということと、”単語を使いこなせる”ということは、先ほどの”頭で考える”と”声に出す”の違いのように、もう一段階ステップを登らないといけない能力なんです。
スピーキングで”単語を使いこなせる”ステップまで行くためにに役立つこと。
「マスターしたい!」と思う表現・単語を決めて、
一定期間集中的に使うことです。
私は1か月を目安に、”集中して使う単語”を決めて、その単語や表現を意識して会話や独り言の中に取り入れるようにしています。先月の単語は「as well」と「as well as」でした。(「~も」と表現したいとき、tooとalsoばかり使っていることに気づき、友人が使っているas wellがかっこいいと思ったので。笑)なので、「今日は部屋の掃除をしなきゃ、あと洗濯もだ」と言いたいときは「I have to clean my room today. I have to do laundry as well.」などと、決めた表現を使った文章にして口に出すようにしていました。
始めは意識しないと出てこなかった表現でも、同じ表現を繰り返し使うことで次第に自然と口から出てくる表現になるんです。この”自然と口から出てくる”というのが大切なので、「意識して話さないとと決めた表現・単語がでてこない!」といううちは次の表現に移らず、同じ表現に集中するようにしています。
集中する単語の決め方はなんでもいいんです。自分に足りないと感じる表現にしてもいいし、海外ドラマや映画で見つけてかっこいいと思った表現でも、好きな芸能人の口癖でもなんでも。
ちなみに私の今月の表現は「be supposed to」です。映画『ワンダー 君は太陽』でsupposedlyと出てきて、そこからこの表現に決めました。supposedlyは発音しにくいのでまた今度(笑)ちなみにすごくあたたかくて感動する映画なので、家族ものの映画が好きな方はぜひ!日本のNetflixにあったはず!
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こんな感じで、すこしずつですがスピーキングスキルが向上するように練習しています。
今回紹介した練習方法の弱点は、間違ったり不自然でも直してくれるひとがいないこと。なので、練習していくうえで、「この単語・表現ってこの使い方でいいのかな?」「こういう文章でこの単語・表現って使えるのかな?」と疑問が浮かんだときは、Hello Talkという言語交換アプリケーション(母国語と学びたい言語を登録して、母国語の人たちが相手の学びたい言語を添削したりコミュニケーションを取ったりするアプリ)で質問するようにしています。あとはその日つぶやいた表現を投稿して合っているか聞いてみたりもします。
ただ、ネイティブの方々にも口癖はあるので同じ表現を使う方も多いですし、アメリカのティーンのドラマを見ていると「I was like…」「He was like…」のように”be like~(~のようである)”という表現・単語がやたら出てきていたりします(笑)
言語はコミュニケーションがとれてなんぼなので、最後は伝わりさえすればそれでいい、という開き直りも大切。
英語を学習している、特にスピーキングを練習したいと思っている皆さんのお役に少しでも立てたらうれしいです。
一緒にスピーキングスキルを磨きましょう!