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英語学習の(私的)最難関!スピーキングの練習方法。

こんにちは!トロントに来て9ヶ月目なのにも関わらず、いまだに「もっと英語しゃべれるようになりたいな~」と思いながら、今日も元気に生活していますでも、言語って一昼夜で上達するものじゃないですものね。一昼夜というには9か月は長すぎる気もしますが。

 

やっぱり、英語を学習するうえで一番難しいのはスピーキングじゃないでしょうか。

リスニングもリーディングもライティングも、ある程度一人で練習できますが、スピーキングは相手がいないとなかなか練習がしづらいもの。英語圏であるカナダのトロントで暮らしている私でも、新型コロナウイルスのおかげで半ば強制的にひきこもり生活を送っているので、スピーキングの練習が足りていないなあと思う日々です。日本で生活していたらなおさらですよね。

 

練習相手がなかなかいない、英語をしゃべる機会がそこまでない。

そんな皆さんに朗報!

(多分)

自分一人で、相手がいなくても練習できて、かつ、実際にやってみて「そこそこためになるな」と思っているスピーキング練習方法が2つかあるので、ご紹介させてください!

 

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英語学習の(私的)最難関!スピーキングの練習方法。

①英語の独り言を声に出してつぶやく

(私は自他共に認めるほどもともと独り言が多い、ちょっとやばいタイプの人なのですが)普段から意識的に、独り言をつぶやくときは英語で声に出して言うことを意識しています。独り言なら相手がいなくてもなんとかなるので、自分の考えていることを英語にする、スピーキングの良い訓練になりますよ!

 

ここで大切なのは

必ず”独り言を声に出す”ということ。

 

声に出さなくても、英語で考え事をするようにしたり、言いたいことを英語でなんて言うのか頭の中で考えるのも、もちろん役に立ちます。ですが、そこから実際にスピーキングができるになるには、またもう1つステップがあるのです。

というのも、カレッジで英語で授業を受けていると、英語で考えることはできているのに、いざ考えを口に出すと文法や表現がめちゃくちゃになってしまうことが多くあります。声に出す、ということは単純なようで、考えるということにプラスして声に出さなければいけないので、意外と難しいんですよね。

日本語で話しているときでも、たまに考えていることと違う言葉が口から出てきてしまうことがありませんか?私はよくあります。右って言いたいのに、なぜか左って言ってしまうこととか。割と頻繁に。

 

なので、スピーキングの練習という意味ではとにかく”声に出す”ということが大切なんです。 

英語で考えて英語の独り言を声に出すのを習慣にすると、自然と英語で考えながら実際に英語を話す、という能力を鍛えることができる気がします。

内容は何でもいいのです。「I don't wanna cook today because I am tired.」や「Okay, maybe I should grab some alcohol」なんていうどうでもいいことを声に出して呟いたりしています。ポイントは、同じ内容じゃなくてなるべく様々な内容をつぶやくようにすること。つぶやこうとしたときにうまく英語にできなければ、辞書で調べる。そうすることで表現の幅が広がります。

 

ただこの練習方法には注意点がありまして。それは声のボリュームと、独り語を言う場所です。

あくまで独り言なので、声が大きすぎたり道端で急に話し始めたりすると、周りにいるひとをびっくりさせてしまったり、「ちょっと危ない人なのでは…?」と思わせてしまったりするかもしれません。なので、なるべく家の中だけで、小さめの音量で独り言を言うようにしましょう。

通報されたりしないようにね!!

 

②マスターしたい表現を決めて、定着するまで集中的に使う

独り言を英語でつぶやくようにして気づいたことなのですが、どんなシチュエーションの時でも、語彙力がないために同じ表現を使いがちなのです。

 

例えば「と思う」や「な気がする」のときは決まって「I think」が思い浮かんでしまうし、実際に「I think」が言えれば大体の場合は乗り切れます。たとえば、「お腹が空いた気がする」と言いたいときには、「I think I am hungry」といえば、ちょっと変なニュアンスですが大体伝わります。ぶっちゃけ「I am hungry」だけでも十分かもしれないけど。

でも、せっかく英語を学んでいるなら、スピーキングで使えるような、より幅広い表現を身に着けていきたいじゃないですか。

語彙力を身に着けるために単語学習をしたり、都度調べたり、知らない表現をメモしたりするのも大事ですが、それだけで”自然と頭に浮かんでくる表現”として習得するのは正直難しいものです。その”単語を知っている”ということと、”単語を使いこなせる”ということは、先ほどの”頭で考える”と”声に出す”の違いのように、もう一段階ステップを登らないといけない能力なんです。

 

スピーキングで”単語を使いこなせる”ステップまで行くためにに役立つこと。

「マスターしたい!」と思う表現・単語を決めて、

一定期間集中的に使うことです。

私は1か月を目安に、”集中して使う単語”を決めて、その単語や表現を意識して会話や独り言の中に取り入れるようにしています。先月の単語は「as well」と「as well as」でした。(「~も」と表現したいとき、tooとalsoばかり使っていることに気づき、友人が使っているas wellがかっこいいと思ったので。笑)なので、「今日は部屋の掃除をしなきゃ、あと洗濯もだ」と言いたいときは「I have to clean my room today. I have to do laundry as well.」などと、決めた表現を使った文章にして口に出すようにしていました。

 

始めは意識しないと出てこなかった表現でも、同じ表現を繰り返し使うことで次第に自然と口から出てくる表現になるんです。この”自然と口から出てくる”というのが大切なので、「意識して話さないとと決めた表現・単語がでてこない!」といううちは次の表現に移らず、同じ表現に集中するようにしています。

集中する単語の決め方はなんでもいいんです。自分に足りないと感じる表現にしてもいいし、海外ドラマや映画で見つけてかっこいいと思った表現でも、好きな芸能人の口癖でもなんでも。

ちなみに私の今月の表現は「be supposed to」です。映画『ワンダー 君は太陽』でsupposedlyと出てきて、そこからこの表現に決めました。supposedlyは発音しにくいのでまた今度(笑)ちなみにすごくあたたかくて感動する映画なので、家族ものの映画が好きな方はぜひ!日本のNetflixにあったはず!

 

 

こんな感じで、すこしずつですがスピーキングスキルが向上するように練習しています。

今回紹介した練習方法の弱点は、間違ったり不自然でも直してくれるひとがいないこと。なので、練習していくうえで、「この単語・表現ってこの使い方でいいのかな?」「こういう文章でこの単語・表現って使えるのかな?」と疑問が浮かんだときは、Hello Talkという言語交換アプリケーション(母国語と学びたい言語を登録して、母国語の人たちが相手の学びたい言語を添削したりコミュニケーションを取ったりするアプリ)で質問するようにしています。あとはその日つぶやいた表現を投稿して合っているか聞いてみたりもします。

 

ただ、ネイティブの方々にも口癖はあるので同じ表現を使う方も多いですし、アメリカのティーンのドラマを見ていると「I was like…」「He was like…」のように”be like~(~のようである)”という表現・単語がやたら出てきていたりします(笑)

言語はコミュニケーションがとれてなんぼなので、最後は伝わりさえすればそれでいい、という開き直りも大切

 

英語を学習している、特にスピーキングを練習したいと思っている皆さんのお役に少しでも立てたらうれしいです。

一緒にスピーキングスキルを磨きましょう!