流行に乗り遅れながらも、チャパグリを作りました。
映画『パラサイト 半地下の家族』に出てきたチャパグリってご存知ですか?
2020年のアカデミー賞で作品賞を受賞し、最も話題となったとっても過言ではないのが、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』です。新型コロナウイルスのロックダウンが始まる直前に映画館で観たのですが、いろいろと強烈な作品です。好きかと聞かれると答えに困りますが、ストーリー展開や薄暗いユーモアが効いていて引き込まれる映画ではありました。
この『パラサイト 半地下の家族』の劇中に登場する料理がチャパグリなのですが、チャパゲティとノグリという二つのインスタントヌードルを混ぜて作る炒め麺なのです!かなり緊迫したシーンに出てくる料理なのですが、なんだかとても美味しそう。映画と同じようにバズっていたので、なんとなく聞いたことのある方も多いんじゃないかなと思います。
映画を見て以来ずーっと食べたいと思っていたのですが、チャパゲティがばら売りをなかなか見つけられず…。ノグリは好きなので5袋入りで構わないのですが、チャパゲティはそこまでなのです。ですが、このたびばら売りのチャパゲティをやっと見つけたので、「流行とは?」と疑問になるレベルの出遅れではありますが、作ってみました!!
(ブルダック炒め麺の記事が人気だから味をしめたわけじゃないよ!)(食べ物だけに)
流行(乗り遅れ)のチャパグリを作ってみた。
というわけで、使用したインスタント麺2つがこちら!
(チャパゲティが見切れてしまった)
- チャパゲティ(ジャジャ麺のインスタント)
- ノグリラーメン(海鮮風味の辛いラーメン)
ちなみにノグリラーメンは海鮮のお出汁がしっかり効いていて、しっかり辛いものの、とてもおいしいラーメンです。辛さの度合い的には辛ラーメンよりもちょっとマイルドなくらいかなと思います。
袋からかやくと調味料を取り出してみます。
(ノグリのかやくが上下逆になってしまった)
このような感じで、ノグリラーメンはかやくとスープがそれぞれ1つずつ、チャパゲッティはかやくと調味料、それに調味油が入っています。韓国麺だけどごま油じゃないというのが意外でした。
チャパグリの作り方
今回はmacaroniというメディアの作り方を参考にさせていただきました!いたってシンプルでわかりやすくありがたいかぎりです。
さっくり省略して伝えると
- 両方の麺とかやくを同じ鍋でちょっと短めに茹でる
- フライパンで具(本家は牛肉)を炒めておく
- 具の入ったフライパンに茹でた麺とゆで汁少し、両方の調味料を追加して味を絡める
- できあがり
という感じです。ね、簡単でしょ?
早速チャパグリを実食
私はパートタイム・ベジタリアン生活をしているので、牛肉ではなくベジミートのソーセージを入れました。ちなみにベジミートのソーセージ普通に美味しいです。味と食感は魚肉ソーセージのほうが近いかも。
見た目はジャジャ麺であるチャパゲティ要素が強く、割と黒めな色味です。むしろこげ茶でしょうか。見た目だけなら焼きそばと言われても疑いません。匂いはチャパゲティよりも、ノグリラーメンの要素が入ってスパイシーな感じ。
いざ実食。
「これはおいしい」
チャパゲティ自体はそこまで好きじゃない私ですが、ノグリラーメンと合わさることによって海鮮の出汁が効いて味に深みが出ていました。辛さもしっかりあって、ジャジャ麺とは全く別物な食べ物になっています。単純においしい。
ただ、スープありのラーメン用の調味料を炒め麺用として使っているからなのか、ゆで汁を残した量が少なすぎたのか(大さじ3杯くらい入れました)、ちょっと味が濃い目でした。濃い味が好きな私でも少し濃かったと思うくらいなので、ゆで汁の量を増やすか調味料の粉を全量使わないでおくなど、味見しつつ調整したほうがさらにおいしく出来上がるかもしれません。それか、キャベツなどもっと野菜を追加してもおいしくなりそう。
日本のAmazonだとチャパゲティとノグリラーメン(となぜかクランベリー海苔お菓子)をセットで売っているところもあるみたいです。
でもトロントで買うよりも高いお値段になっているので、新大久保で買ったほうがもしかしたら安いかもしれません。韓国に行く予定があるならそれがベストですが…。
また、日本で購入ができるかは不明ですが、韓国ではチャパグリ自体をカップ麺にして売り出しても入りるみたいです。本家の作り方だと袋麺を2つ使って二人前できてしまうので、一人前で作れるのはありがたいですね。二人前でも食べれちゃいましたけども。
ちなみに今のところトロントでは見かけていません。おいしかったから売ってほしいな、安めで。